読んでみました
アグネス・チャンさんの教育に対するポリシーがよく分かる素晴らしい本です。
実際自分も今年スタンフォード大学を訪問しました。留学してからというものの大学マニアみたいになってしまい、(特にロースクールのある)有名な大学は結構訪れているのですが、スタンフォードはアメリカの名だたる大学の中でもトップクラスのキャンパスでした。
書いてあることのうちいくつかは、彼女だからこそ実践できた(=普通の人には真似できない)こともあるのですが、下記のような部分は誰でもが真似できるのではないかなと思います。
食べ物でも、できるだけ多くの種類、いろんな味を体験させるべきです。そして、たくさんの人と出会わせて、いろんな言葉を聞かせることも脳の成長に繋がります。さまざまな物や動物を触ったときの感触、温度、匂いなども、脳の成長にとってはいい体験です。五感を通じて、脳に情報をどんどん送り込むことが大切なのです。
教育者の間では「3歳までにいろんな体験をさせて、6歳までに上手に社会参加ができるようにして、8歳までにIQを高めて思春期に備えることが大切だ」と言われています。
彼女の教養と、子供に対する深い愛情を知ることができる良書だと思います。
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読んでみました。
たまにネットニュースでやや偏った考え方を読んだりするので、どんなんだろうという感じでしたが、意外と普通な、というか真面目なマネージメントの本だなと思いました。
やらせるんじゃなくて、環境を作ってやる、バックアップをするという立場からのTips集ですね。子供への愛を感じます。
ただ、男の立場から言わせてもらうと、中高生くらいの年齢で母親がこんなだと正直ちょっと気持ち悪い。これはいい悪いの問題ではなくて。
うちは放っておいてくれる家庭だったので助かりました。
この本が出た後に、アグネス・チャンの「子供を全員スタンフォードに入れた」っていう本が出たのですが、あっちは凄すぎて庶民には参考にならない、ということで、日本で売れそうなのは今後もこっち系統かなと思います。