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「逆さまスケッチ」と発音練習

 

スケッチ脳の作りかた・鍛えかた

スケッチ脳の作りかた・鍛えかた

 

 

忠実にものを写し取る能力は「右脳」の役割です。しかし、ものを言葉で捉える「左脳」が働くことで、そのまま描けなくなってしまうのです。そこで本書では、まず左脳の機能をシャットアウトして描く「逆さまスケッチ」を行います。忠実に描けるようになってから、左脳が得意とする「個性」を加えていきます。両方の脳の特徴を捉えながら、スイスイ描ける脳の仕組みに迫ります。

「スケッチ脳の作りかた・鍛えかた」 より

 

左脳は、ものを言葉で捉えようとします。

例えば、コップはこういうもの、やかんはこういうもの、という概念が頭の中にあり、左脳が働くと、「これはコップだ」と認識したが最後、ものを忠実に見ることができなくなり、デッサンができなくなるのです。逆さまスケッチは、ものを逆さまにすることで、左脳が「これはコップだ」と認識する働きを弱め、結果、長さの比率や影のつき方などを忠実に観察することを可能にする、そうです。

 

左脳が働くと、頭の中にある概念に引っ張られてしまい、それ以上目の前にあるモノを観察しなくなってしまう。

 

これは、発音についても全く同じことが言えます。

 

日本人は小学生のうちにローマ字を習いますから、ローマ字読みと日本語の発音ががっちりと染み付いてしまっていて、それに引っ張られてしまいます。

例えば、effectは「エフェクト」と発音したくなってしまうのですが、固定観念を取り払って忠実に音を聞いて見ると、カタカナの発音とは全く違うことに気がつきます。

 

いかにその音を忠実に聴いて、真似できるかが重要になってきます。

 

発音九九を使ったトレーニングでは、まず発音記号を覚えるために例文を使いますが、最初の数日で発音記号を覚えたら、あとは耳で聴いて、発音記号とひも付けて、その音を口で再現できるかという作業に集中します。

 

なぜそうするかというと、スペルから入ってしまうとローマ字読みに引っ張られてしまうからです。

 

発音がうまくなるコツは、基準となる音を覚えて、その音を聴き分けることと、聴いた通りに口でコピーできるようになることです。

そのためには、スペルや意味は気にせず、音の像が頭の中で固定されるまでは、ギター少年のようにひたすら耳と指を連動させる練習をすることが効果的なのです。

 

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